2月も中旬になりました。
春寒の折、皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、国分寺市障害者就労支援センターには、季節の飾り物が登場しています。

ペーパークラフトで作成したひな人形です。
このひな人形、台座から飾りまで、すべて紙で作られています!
相談に来た登録者様や訪問にいらした方には好評をいただき、記念にと写真を撮られる方もいらっしゃいます。
面談のあとに足を止めて眺めたり、次はなにができるのか尋ねられたりと、訪れた方との会話のきっかけや、明るい雰囲気作りにとても役立っています。

このひな人形、よく見ると、3人官女の真ん中の女性だけ口が黒くなっています。
一体なぜでしょうか?
・・・
これは実は、日本の伝統的な文化と関係しているのです。
最後に理由を書いておきますので気になる方はぜひ読んでみてください。
細部までこだわられた紙製ひな人形は、国分寺市障害者センターの一階、国分寺市障害者就労支援センターの受付に、3月3日まで飾られています!
[豆知識]〜3人官女の真ん中の女性の口が黒い理由〜
平安時代、日本では、既婚女性は歯を黒く塗る(お歯黒)という文化がありました。
3人官女は今でいうエリートキャリアウーマン。真ん中の女性は一番年上でリーダー的存在。この女性は3人のなかで唯一結婚しているため、タンニン染めという方法で歯を黒く染めているのです。
これを踏まえてひな人形を見ると、また違った楽しみ方ができるかもしれません・・・。
posted by けやきの杜 at 00:12|
日記